2015年5月10日日曜日

Hiking and climbing at Mt.MIGITAGA-DAKE,YAMAGUCHI

2015/05/06 右田ヶ岳 ハイキング&クライミング
Unfortunately this text is in Japanese only.

チャーさんからお誘いいただいて、山口県防府市にある右田ヶ岳にハイキングとクライミングに。
新幹線上りで、右に亀山を見てしばらくトンネルを過ぎると左に見えてくる岩むき出しの山塊で、一度行ってみたかった。

クライミングの場所は別ルートがあるらしいが、最も一般的な天徳寺ルートへ。右田小学校横の道を天徳寺の参道に。
右田小学校近くの登山者用駐車場はほぼ満杯状態で人気の山の様だ。境内に立派な標識が設置され整備されている。

日差しが強く猛烈に暑いと思っていたが、樹林帯が多く、谷筋には涼しい爽やかな風があり、途中は植生が福智山の白糸の滝コースにそっくりな所があって驚いた。登山口から見えているのは山頂ではなく、2つほどピークをアップダウンして山頂に至る。少し登ると高度は低いのだが一帯の景観が一望でき新幹線も間近に。

山頂。400m余りとは思えない程展望が良い。子供連れの3世代で登っている家族もいて、文字通り老若男女が登る山。
沢では誰にも会わないが、メジャーな低山は若い女の子♥が居るのがよろしい!
久しぶりのNEW PEAK!
写真を撮っていただく。

意外に高度感ある。














山頂を少し下り、岩場への下り。
この岩場の下が目的の場所。
 
青線のアプローチをとり、赤囲みの場所で登り、緑線の岩場をフリーで登り返して帰った。

安定してるそうだが、見た目はボロッといきそう。新しいピカピカハンガーが幾つか見える。

「ZEN 5.10a」を登る百さん。
離陸が難しい、、、というよりワタシは離陸もできない。
 
開拓時、2nd登者だったらしいチャーさん。
20余年前らしいが意地をみせて痩身のクライミング。
多分、1ピン目は穴のみになっていて1ピン目が遠い。

PEEKに登り、山頂に向かって登り返して往路コースを下山した。なかなかな良い山でした♥

TSUGA valley left branch tributary of Riv.TOROKU

2015/05/02 古祖母南面 五ヶ瀬川水系 土呂久川支流 つが谷左股遡行
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2015年G/Wの沢初めは恒例となってきた屋久島の沢の予定。しかし南に前線が居座り、5/2〜5/5は行動日も含めアプローチも天候が前倒しとなり良くない。安房川北沢右俣予定なので、第1ゴルジュまでが増水してなければ、下部はどうせ高巻き天国で沢には降りれないので遡行は可能だろうが、ず〜っと雨の中をトラバースの藪漕いでも楽しくないので諦めて中止を決定した。
何処も5/2しか天気が良くないため、ゆっくり出発し日帰りの沢をのんびり遡行して癒しの沢歩きとし今シーズン初沢とする事にする。日頃調べている沢は泳ぎ主体の沢のため、中々候補が見つからない。検討の末、 [SGさんに初めて連れてってもらった つが谷左俣] に決める。泳ぎはワンポイントだし、小滝の登攀があるが2008年の7年前と比べて自分がどう感じるか。。。
土呂久林道が不安なため、尾平トンネル手前から林道を下ってアプローチする。大きな落石が道路に数か所あり、何とか通れる悪路。かえで谷を見送って土呂久橋を渡り、コンクリート横の路肩に駐車。舗装路は極一部です。帰路は下って土呂久林道を少し進んだが落石の悪事で引き返し、四季見原すこやかの森キャンプ場方面の舗装路を通り325号線に出た。往きも帰りもこのルートでオススメ。

土呂久橋を渡り障子岳登山口を入ってスグの堰堤上からソマ道を降りて入渓する。











少しの歩きで栂谷大滝(土呂久滝)に。
水量は前回より少な目かな?
何だか釜も浅くなっている気がする。
落ち口あたりが少し微妙だけど、水線直登できそうな気がする。気のせいかもしれませんが。。。でも前回下段で遊んだ時でも結構なシャワーになるので夏でないと辛い。
ここは左の登山道側斜面の急登を攀じ登って巻く。
堰堤の様に岩壁に囲まれた滝。
当然、登攀は百さんかシゲさんがリードすると思ってたがどちらも何故か遠慮がち。仕方なくリードする。前回はSGさんに引き上げてもらって、そんなに難しい印象は無かったのだが。。。

前回同様、右チムニーにロープを伸ばすが、リードとフォローの違いを実感する。しかも前回は日帰り装備で空荷同然だが今回は3泊装備のまま。。。手頃なスタンスがあるが信用できないため、木葉を丁寧に落としたり、すり足でぬめりを確かめたりしながら慎重に登る。
途中の左壁のクラックにカムを入れてみるがうまく決まらないためフリーで左バンドまで頑張る。ナッツなら効くかもしれない。

シゲさんフォローする。
ここはステルスソールは効いたので難しくはないがプロテクションが取れないのは痛い。

フォローは簡単だがザックが大きいのでCSを避けてバンドに乗り込む時が肝かな。

涼しげな大釜の滝。
どう見ても直登は無理そうです。

でも泳ぎは「あり」です!
ドカヤッケ着こんでフィールドテスト中。
新品だからか上がった後の撥水もなかなか良いカンジですが、胸ポッケに水が溜まるのが難点。水抜きに穴を空けるらしいですが…

水線は行けそうもないので特に登りたい気にならない滝。でも、沢中泊にするため時間が余るためとにかく登りましょう。

前回チャーさんはフリーで行った記録があるのですが、ここも釜が埋まったのか?浅くてドボンしても底着きそうなので、易しいけどカムセットの練習しながら登る。2本目のカムは決まりにくく気休め程度。

百さん、フォローでサクサク登る。
百さん何で今日はリードしないの?

ビレイを交代してシゲさんの写真撮影。
シゲさん何で今日はリードしないの?

ワタ姉さん、荷物重いので慎重に回収しながら。



















登った先は新緑が目に眩い。

インゼルの様に見えますが右俣と左俣分岐地点。左俣をとる。

左俣を行くとズクに現れる新緑の中を落ちる斜滝。見えてるのは1段と3段目。













1段目を上がった2段目の釜。
百さん、シゲさんにリードを譲るがどちらも動こうとしない。。。滑ったら嫌らしいしシャワーが寒いからか?

上段は滝途中に小さなバンドが2ヵ所あるのと、立って見えるケド実際は結構寝てるため簡単。水線のスタンスを確実に捉えて登る。前回はそこそこ水量があったのでステミングで登ったからリードのSGさんはそれなりに気を使ったと思う。









百さんフォローする。
乾いた岩だったらノーハンドで来そうだが、水を避けるためステミング気味で乗越す。

シゲさんもサクサク登る。













30m美瀑に到着。
この滝も新緑に映えて非常に綺麗。
滝の左壁近くのブッシュを超えてみようかとか、左の支流からまとめて高巻いてみようかなどルートを考えてみる。でも、結局前回辿った右ルンゼから鈴竹漕いで滝頭直近に高巻いた。滝落ち口下降は前回は鈴竹を鷲掴みだったが、今回はロープ出して数メートル懸垂下降した。













前回ここはワタシにとって3本目の沢だった。
あの時はこの30m滝を登れるなどと思わなかったが、今回下部をちょこっと登り見上げて観察してみる。相当なシャワーになるが、プロテクションさえ取れれば登れると思った。ただ、右のクラックにナチュプロが効くかどうか。
やはり7年経って頭のネジが少し緩くなってるみたいだ。

滝頭のスグ上の滝。
見かけはムズいが左に逃げれば簡単。
7年前より巨岩が少なくなりレイアウトが変わって易しくなってる。
写真で見ると滝の左右に弱点がありそうな滝。現場では登る気が湧いてこなかったので、難しそうに見えたと思う。滑りそうだし。右斜面を右上し尾根沿いを伝って巻き。

その上に綺麗な滝があるのだが、登れそうにないのでまとめて巻く。巻きの途中から。













今日は何とか天気が持ちそうだ。
ミツバツツジが少し咲いていて青空に映える。

釜を持たない滝。プロテクション取れそうなので迷ったが、左にしっかりソマ道着いてそうなので巻く。

人工的に作った様な庭園風の滝。
この上部で登山道と交差する。

時刻はまだ15時。
本日はのんびり山行なので早々に幕とする。











早くから薪を集め水際で焚火。
今シーズンは良いカンジ。

気温はそんなに低くないが、寒がり百さんは焚火の前から離れない。焚火でパンを焼き戻すワタ姉さん。延々5時間もチビチビと呑みながら贅沢な時間を過ごす。

明け方にパラパラと雨が落ちだした。撤収して障子岳に行くか?雨とガスで藪漕いで登っても何も見えんやろうという事で、そのまま登山道を下山。1時間程で入渓点に到着。登山道の迷いやすい地点に立派な標識が立っていた。

7年経って再遡行。泊まりの荷物で違和感なくリードできたので、それなりに進歩はしてると思う、、思いたい。 しかし、初沢とはいえ堕落した癒し沢でした。





百さんのブログより拝借
参加者 Pooh、Shige、Wata、Hyaku
2015年5月2日 林道横駐車場10:13~つが谷・左股~登山道出合15:00(泊)
     5月3日 テン場7:10~一般登山道~駐車場8:08