2015年9月25日金曜日

2015/09/20-21 SogouDani center of branch,tributary of Riv.Hitotsuse

2015/09/20-21 一ッ瀬川支流 そごう谷(鍋床谷) 中俣 遡行 市房山東面
Unfortunately this text is in Japanese only.
シルバーウィークはゴールデンウィークに荒天で中止した屋久島の沢でも入ろうかなぁ〜と思っていたが、SGさん達が西米良近辺に沢中1泊の予定という事で混ぜていただくことに。
この近辺の沢はあまり来た記憶がないのだが、SGさん達と「巣の口谷~樋口山」、「大谷川~二つ岩稜線〜萱原山」、sawayaさん達と [槇ノ口谷] 、 [山之口左谷] など意外に入ってる、マイナーな谷ばかりだけど(^_^;;
そういえば毎回、湯山温泉・元湯にヒルに吸われた後の血をタラタラ流しながら入り、スグ横の山の幸館の蕎麦食べてたなぁ〜。
市房東面の地形図を見ると塗りつぶした様に等高線の詰まり具合がハンパない。泳ぎの尾鈴、登攀系なら市房と言われるほど人知れず大滝が点在し、巻きにも登攀要素があり山塊も深いという苦手で敷居の高いタイプな山域のため予定沢にも「樋口谷」位しか入っていない。また、大谷川を詰めた時に感じたが源頭の様子が他の山域とチョット違う。で、過去4回遡行すべてで献血(^_^;  今回は。。。
一ッ瀬川のそごう谷出合のチョイ上流の広い路肩に駐車し沢支度して川に降り立つ。降り立つ前に足元に虫よけスプレーやハッカ油などヒル避けを!!気付いたのは脱渓時ですが、何故か左岸にウヨウヨいました。今日は減水してるのか水は少なく渡渉して適当に右岸に這い上がります。

導水管の手すり付き通路をトポトポと歩き、その末端が入渓点です。

入渓点直後の2条の滝。
入渓直後が滝っていうのも市房東面らしさ満点です。先ずはウォーミングアップといきましょう。

各自好きなラインをシャワーで越えて行きます。今日はピーカンで水も冷たくなく快適なクライム。日の光に緑が映えて綺麗です。
 
←傾斜の強い斜滝。
直登してみたくなる衝動に駆られる美しい滝でした。

さらに30m前後ありそうな滝。→
これもまた美しい。市房はもっと拒絶する様な厳しい滝群を予想してたのですが、登攀が苦手なワタシでもシャワーで直登したくなる様な滝です。
まだ行程は長いため両方共巻きです。
巻きは急傾斜ですが木々もあり特に難しい個所はありませんが、ガレが多いのが難点で落石に細心の注意が必要でした。

谷に降り立つと記録通り平坦になる。
気持ちの良い谷筋を水と戯れながら遡行。

楽しそうな斜滝。もちろん水線を行きます。
今日はFIVE TENのシューズ3足共故障中で使用できないため前日に購入したモンベルの沢トレッカーRSです。 水線のグリップはマズマズです。気持ちの良いシャワークライム。
















後続も気持ち良さそうにシャワーで。

良いペースで遡行してます。
淡々と距離を稼ぎます。

前方に立ったガレ場を見て左に中俣が滝で出会います。少し休憩後に2段滝の下部を上がり上部の登攀。

見た目より滑りはなくスタンス・ホールドもしっかりしてて中間部までは快適に登れます。


各自ホールド・スタンスを確かめながら確実に登っていきます。落ち口付近は念のためお助け紐にカラビナスルーで。


想像してた厳しい沢のイメージを覆す様に癒しの渓相が続きます。

キャメルさんCS滝を乗り越し。

日差しを浴びながら小滝をシャワーで超える快適な区間。


と、前方に大滝が出現。
今まで見た滝で1段滝としては最高の高さです。見た目は70m位ありそう。


せっかくですので、滝に打たれて日頃の煩悩を洗い落としておきましょう。

さらに進むと中程度の滝が現れます。ここも登れそうですが上部が微妙なので巻き。

初めてゴルジュ状の左から滝。

右に沿って登れそうですがココも巻き。

階段状の滝。
上部が厳しそうです。

これも20m程の滝。
左のブッシュが行けそうですが、その基点に行くまでが微妙なため巻きます。

ナメが出始めると岩質が変わり見事な花崗岩の一枚岩に。
快適に登れます。

フリクションを確かめながら。いつの間にかワタ姉さんトップでグイグイ行ってます♪
高度もテンバに近づきナメを超えた先に期待が膨らみます。

噂に聞く桃源郷の様な風景の始まりです。
テンバ適地を探し景色を楽しみながらゆっくりと遡行。

ココがテンバに良いと決めるチャーさんと百さん。ヘロヘロになってどこでも良いです的に寝そべるケロ嬢とワタシ。この少し上部に適地があったという事で本日の寝床に。

まるで日本庭園の中に設営した様なテンバ。
8人の賑やかな食事。

食事の後はお酒を持って水際で焚火。
星を見上げて贅沢な時間を過ごす。

翌日は昨夜予定してた鍋を朝から延々と食べ続け軽量化を図り出発(^_^;
沢歩きというより庭園の散歩といった趣。

ここもテンバには最高な場所。
ここは水際でも焚火するのがはばかられる程、沢中とは思えない。

稜線を目指して高度を上げるが牧草地の様な下草とは対照的な崩落具合。伐採で樹木が生えていないためと思われる。

天気が良いので暑くなってきた。時折吹く風が気持ち良い。淡々と高度を上げる。

崩落が激しい場所はなかなか通過に神経を使う。なるべく安定したルートを辿る。


景色も良く牧草地の様なこの個所も何れは崩落が進んでしまうのかもしれない。

崩落が進んだ一部はガレ場のリッジになっており一般縦走にはもはや使用できないレベル。


崩落が進んだナイフエッジ。
キャメルさんパイルを使用してリード。後続はお助け紐のフィックスにカラビナスルーで通過。この個所は更に崩落が進みそうだ。

少し登ると二つ岩のピークに到着。
小休止して下山にかかる。下山ルートは地図上の波線がある登山道?の開始地点から別の尾根を下るキャメルさんオリジナルルート♪
傾斜はそれなりにあるものの快適な道。

一ッ瀬川に降り立ち水浴びして涼む。
8人という人数でしたが中々良いペースでした。
適当に車道へ這い上がるが、その短い区間でヒルにやられました(T_T
まぁピーカンだったためかこの山域で遡行中やテンバには出てこなかったのが幸いです。

2015年9月13日日曜日

2015/09/12 Hiking Mt.Waita

2015/09/12 涌蓋山〜一目山 ハイキング
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今週末もクライミングか沢か迷っていたが、堕落した沢生活を送っているため沢中泊に行けないのでボッカでコソ連でもと考えていた。日向神にクライミングという話で決まりかけていたが一転してくじゅうにハイキングという話になった。くじゅうはこのところの登山ブームか、若いハイカーが多く牧ノ戸峠の駐車場は満杯らしい。若い山ガールが沢山居れば気分も良いというものだが前々から行ってみたかった涌蓋山へ変更。
筋湯側の登山口に300円払って駐車。
ズクに登山口。傾斜の緩やかな樹林帯を進む。

途中に巨大なマイクロ波の反射板が。

牧草地の様な道から涌蓋山を遠望。
左のピークは女岳というらしい。
花も沢山咲いていて百さんワタさんが色々と言っているが、そんな沢山覚えられんよ。
本日は「ゲンノショウコ」のみ。
女岳のpeekで小休止して本峰へ。
八丁から見る福智山の景色に似ている。ススキも秋の装い。

山頂から くじゅう方向の眺めは絶景。
頂上は台地状で広くランチタイムとするが、アッという間に人が増えて50人程に(@_@;;
登山者の年齢層はかなり高い!
カラフルな可愛いスパッツ姿の女性も見かけるが振り返った時に驚いて転ばない様に注意して下さいネ♪
泉水山・黒岩山の向うに堂々とした三俣山を正面に、ほぼすべてのpeekが確認でき、まさに展望台。

来た道を引き返し、途中でミソコブシのpeekを目指す。これぞハイキング!と言える緩やかで穏やかな道。
反対にこれだけ遮るものが何も無いと雨風が強い日やガスが出ると厳しそう。

ミソコブシのpeekを下り、一旦車道?に出て、少し傾斜のある登山道をひと登りして一目山へ。
涌蓋山が遠くに見えている。
反対側にはスキー場が見える。

一目山を降りて振り返る。
筋湯の登山口まで車道をテクテク歩いて戻る。久しぶりにゆっくりとした山歩きができました。